WEEKLY1〜WEEKLY6までは
学ぶスキルを身につける土台作りでした
ここからはより実践的な内容となります
実際にスキル取得項目に入ります
下記の各スキルを交えながらの進行です
キャリアアップに必要で大切ななビジネスベーススキル
- 伝えるスキル
- ブランディングスキル
- 論理思考スキル
- 企画設計スキル
論理的思考スキル
ロジカルシンキングの身につけ方です
WEEKLY9で学びましたが、
データを基に物事を考えるベースがあって
はじめてサービス設計の流れとなります。
今回はロジカル設計/資料作成スキルのお話です
(論理思考スキル)
2020年7月現在、MUPうさぎクラス
WEEKLY10のリポートです
3C分析/SWOT分析
クライアントがカフェを
新規オープンするのですが、
スターバックスが近くにあるため
先行きを不安がっています
まずは3C分析により以下のように
まとめてあげましょう
4P分析
3C分析/SWOT分析であげた
新規オープンのカフェの例です
【Product(プロダクト 製品)】
サラリーマンが多い、
また男性が多いという観点から
お洒落なメニューよりも
ボリュームを重視した
ランチメニューを用意します
夜もアルコールメニューを用意
また
女性の取り込みを図るため
タピオカなどの競合にはない
ドリンクメニューを提供します
企業イベントでの設定などのために
飲み放題パッケージも用意
【Price(プライス 価格)】
価格はランチタイムは
サラリーマンを取り込むために
ドリンクセットで900円
夜は競合がいないため
価格を高めに設定して
客単価4300円程度を狙います
【Place(プレイス 流通)】
オフィス街であることから
一定のデリバリー需要もあることを想定
そのためランチデリバリーを
宅配サービスと提携して
提供を予定します
【Promotion(プロモーション 販売促進)】
忘年会などのイベントシーズンでの利用を
刈り取るために
LINE@での登録で
ドリンク一杯無料などを行います
また、看板認知の獲得が可能なため
ホットペッパーなどには
掲載しない予定です
ランチタイムには
多くのテーブルフライヤーでの
クーポン配布などを実施します
TTP戦略
TTP戦略とは
ズバリ
徹底的にパクる戦略です
笑
自社と競合の4P分析を比較します
細かくひとつひとつ改善を行っていきましょう
思考停止ではなく
TTP戦略をしっかりすることで
必ず勝てる勝ち筋となります!
デプス調査
市場分析
市場調査
市場の動向、顧客を把握することで
戦略を立ててどのように
利益を出していくかを
検証していきます
ニーズ調査
「こんなサービスがあったらどう?」と
多くの人にシンプルに聞くことが
大事です
その際ヒアリング対象者
つまり
主婦ならどう感じるか?
サラリーマンならどうか?
といった
カテゴリー分けを
必ず行いましょう
デプス調査
上記のニーズ調査の中から
特定のニーズが確認できた
カテゴリー層を呼びます
5〜10人程度に直接対面で
ヒアリングを行うことが重要です
デプス調査には必ずリラックスした
環境での調査が必要となります
市場規模は
特定の商品やサービスを
必要(ニーズ)とする人が
どれくらいの数いるのか(以下1)
そしてそのニーズの人々は
どれくらいのお金を支払うのか(以下2)
1×2が市場規模となります
デプス調査の流れ
基本1対1のインタビューでの調査です
- スモールトーク
- ライフスタイル質問
- ワンアヘッド質問
- WHYを3回聞く(繰り返す)
■スモールトーク
日常会話でリラックスさせます
そして
自分のこともよく話し、
相手に安心感を与えてください
■ライフスタイル質問
趣味、家族構成、職業、帰宅時間、
出勤時間、子どもの保育園の時間など
平日と休日で分けてその人の一日を
聞き出し、確認していきます
■ワンアヘッド質問
実際の年収や家族の経済状況、
そしてローンなどの残高など
折り入った質問を行います
■WHYを3回聞く
必ず自分のサービスなどは
最後に紹介するように
意識してください
最後の方で聞いてもらった
自分のサービスに対して
意見をもらったり、
なぜ必要と思うか?
なぜ不要と思うか?
質問を繰り返してください
ここでポイントとなるのが
『WHY?なぜ?』です
『WHY?なぜ?』を
3回聞くような質問を
繰り返し行うことで、
ほろっと口にする返答を
聞き逃さないことが大切です
必ずメモに残してください
- ほろっと口にした言葉は必ずメモ
- 自分のサービスなどは最後に紹介
ペルソナ設定
デプス調査を終えてみて
最も共通点がある部分を持つ
人物像を勝手に作り出します
それを
ペルソナ
と言います
それでは
ペルソナを設定していきます
実際にその人物が
実在しているかのように
年齢、性別、居住地、職業、
役職、年齢、趣味、特技、価値観、
家族構成、生い立ち、休日の過ごし方、
ライフスライルなど
リアリティのある詳細な情報を
設定していきます
プレゼンでの市場規模は
このペルソナを逆算して説明を
していきます
例えば・・・
30代の子持ち主婦Aさんで
子どもを朝に保育園に送った後に
仕事にいきます
旦那は会社員で
いつも夜は22時帰宅です
主婦Aさんは
仕事を16時に終わり
17時に保育園にお迎えに
行きますが、
スーパーで買いものをして
晩ご飯の料理が大変です
【デプス調査】
このような主婦10人に対して
デプス調査をしたところ、
8人がぜひ宅配晩ご飯サービスを
利用したいと言っていて
このサービスには
1カ月の晩ご飯代5万円の
半分くらいなら払いたいと
言っています
そして
この街には
同じような主婦が
2万人ほどいます
そのため
このエリアによる市場規模は月間、
2万人×80%×2.5万円=4億円程度
の市場規模が予想されます
市場調査と戦略
サービスが浸透するには
順番があります
最初に浸透するのは
イノベーターであり、
アーリーアダプターです
この
イノベーター
と
アーリーアダプター
はサービスの普及曲線において
16%の割合を占めます
いつもは「スタバ」に行くけど
ちょっと冒険して
行ったことのない
【新しいカフェ】に足を運ぶ層です
この【新しいカフェ】に
興味、関心を持って足を運ぶ
16%の人たちをしっかりと
満足させることが重要となります!
まずは16%を獲りに行きましょう!
- イノベーター(2.5%)
- アーリーアダプター(13.5%)
例えば
市場が50億円あったら
16%の7.8億円市場を
まずは狙うといったいイメージです
【いつも通りに「スタバ」へ行く3つの市場】
- アーリーマジョリティ(34%)
- レイトマジョリティ(34%)
- ラガード(16%)
上記(1〜3)のとトータル84%は
普段と変わらずスタバへ行きます
まずは16%の
イノベーター
アーリーアダプター
をしっかりと満足させることで
口コミの普及へと
つなげるイメージです
その後
1のアーリーマジョリティ層に介入
そして
2のレイトマジョリティの層
3のラガード層
といった具合に
順を追って上位の市場に
介入することも出来てきます
最後に
新型コロナの影響もあってか、
これまでのビジネスモデルが
見直される時代となりました
最近で言うと
UBER EATSが
いい例かもしれませんね
地方までその存在はこれまで
あまり知られていませんでした
しかし新型コロナの影響で
これまでの多様な業態で
需要と供給の変化が劇的に
生まれています
特に飲食店のデリバリーは
大きく伸びてきていますよね
UBEREATSは
そこまで広告宣伝費をかけずに
口コミで認知を広げました
誰もが知るサービスへと
普及していくためには
まず
ロジカルデータを基に
考えることがベースとなります
そして
サービス設計です
戦略性を持って
新しい価値観が生まれる時代で
チャレンジしていきましょう!
そして
論理思考スキルを磨き
楽しみながら行動を
継続していきたいものですね
では、また。
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